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いもぼう -海老芋と棒だらのたいたん-

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材料

もどした棒だら 600グラム

海老芋(中) 6~8個
ゆずの皮 少々


水 4カップ
酒 3カップ
昆布(4cm×4cm) 1枚

水 1カップ
酒 1カップ
濃口醤油 200cc
砂糖 大さじ4
みりん 100cc

作り方

1. 棒だらを食べよい大きさ(5cmぐらい)にぶつ切りにする。
2. (1)の棒だらを鍋に入れ、水をひたるよりさらに5cmぐらいまで入れ、弱火で25分ゆでる。途中、アクをこまめに取る。
3. (2)のゆで汁を捨て、(A)を加えて落しぶたをして25分ほど弱火で煮る。
4. (3)に(B)を加えて落としぶたをし、弱火で30分ほど煮る。
5. コトコト煮ている間に海老芋の両端を切り、太いほうから細いほうに向かって角をつけて立てに皮をむき、たっぷりの水で竹ぐしがスッと入るぐらいまでゆでる。
6. (4)の棒だらをおかあげし、その鍋に(5)の海老芋と水200ccを入れて弱火で煮含めたのち、棒だらを戻し入れ、暖まるぐらいまで一緒に煮る。
7. ゆずの皮を細く切り、天盛りにする。

ここだけの話

暮れが近づくと、祖母が「いもぼう」を七輪の上でコトコトにていました。お正月のお重の中にも入っていました。七輪のおかげで部屋も暖かく、お腹も心もホッコリと温まったものです。気ぜわしい暮れに、心温まる一品を作っていただきたいと思います。海老芋の代わりに里芋や赤目芋などでもおいしくいただけます。

本願寺出版「大乗」より転載
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